延岡学園の選手が反則を取られたプレーについて元バスケ部員が解説します!

原因はイリーガルスクリーン

反則は0:02秒の殴った選手と、白のユニフォームの選手との接触シーンです。

延岡学園の選手がキレた理由は、審判の判定への不服が原因だと思います。

本人的には不可解な判定だったのかもしれません。もしくは、それまでの試合展開でよっぽどストレスがたまっていた可能性もあります。

どちらにせよ、延岡学園の選手が反則をとられたのは妥当な判定でした。元バスケ部の立場から解説します。

今回、延岡学園の選手がとられた、反則はイリーガルスクリーンというものです。スクリーンはバスケの戦術の一つです。

ルールに則ったスクリーンをリーガルスクリーンといい、ルールに則っていないスクリーンをイリーガルスクリーンといいます。

スクリーンについては以下の動画がわかりやすいです。

スクリーンはディフェンスのスキを生み出すために行うプレイです。

プレイヤー自身が壁となり、敵ディフェンダーをひっかけます。それによって一瞬のスキが生まれオフェンスを有利に進めることが出来るのです。

このプレイは世界最高のバスケットボールリーグであるNBAでも多用されており、バスケットにおいてはもっとも基本的で重要な戦略の一つです。

スクリーンではプレイの性質上、大柄な選手が仕掛けることが多いです。体格の良い選手ほど、敵をせき止めることが出来ますし、小柄でスピードのある味方プレイヤーとの連携で、チャンスを生み出すことが出来ます。

そんなスクリーンプレイですが、以下のことに気を付ける必要があります。

・動きながら敵と接触してはいけない

・ぴったりと密着してスクリーンをかけてはいけない

これらを行うと、反則を取られ相手ボールになってしまいます。

スクリーンをかける場合は、あくまでも「相手が勝手に引っかかった」ということにしなければいけません。

その際にちょっとでも動いたり、上体を動かしたりすると、相手選手の進路を妨害したとして反則を取られます。

ややこしいですよね。スクリーンは敵の進路を妨害するプレーなのに、敵の進路を妨害しちゃいけないだなんて。

言葉で表現するのは、少し難しいですが、要は自分は石のように固まった状態で、敵が引っかかるのを待たなくてはいけないのです。敵をひっかけに行ってはいけません。

引っかかるのを待った場合、それは自分がとっていたポジションに、相手が勝手に入ってくる形になるので、妨害にはなりません。

しかし、引っかけにいった場合には、敵の動きを制限しようとしたとして、進路妨害の反則を取られてしまうのです。

下の動画は思いっきり引っかけに行ってます。

今回の延岡学園の選手が反則を取られた動きを見てみると、スクリーンの際に動いてしまっています。なので、反則を取られたのです。

なぜ、動いてしまったかといえば、その後ボールを受けようとしていたからです。

↓の動画を見るとわかりますが、スクリーンをした選手が、そのあとにボールを受けるというプレイはバスケのどのレベルでも多用されます。

以上で解説は終了となります。

殴ってしまった選手は悲しいですね。異国の地で過ごすのは大変でしょうし、厳しい練習にも耐えてきたはずです。

それをこんなことで無駄にしてしまうなんて・・。

殴られた審判、そして、殴った選手を含めた延岡学園の選手たちの誰も幸せになりません。

今回の事件でチームまた殴った選手にどんな処罰が下されるかはわかりませんが、なんかとても悲しいです。

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