白猫テニスを3か月プレイした僕が思うこと

  1. はじめに

白猫テニスが2周年を迎えたようである。

ゲームは2周年を迎えたが、僕が始めたのは2018年の5月ごろからで、七つの大罪コラボの時期からだった。

だから、この記事を書いている段階ではプレイ歴は3か月弱である。

その期間でみっちりプレイした結果として思ったのは、「このゲームは矛盾の中で存在している」ということだ。

ソーシャルゲームと対人ゲームという二つのゲームが持つ要素は、矛盾してしまう。

そして、矛盾を抱える白猫テニスというゲームで、大きな売り上げを上げようとすれば、必ず無理が起こる。

たかだか3ヵ月の間、プレイしただけだがそんなことを感じながらプレイしていた。

この記事は愚痴がてらに、上で書いた矛盾について書いていく。

対人ゲームとソーシャルゲームは相性が悪すぎる

ストリートファイターのような格闘ゲームや、パワプロのようなスポーツゲーム、マリオカートのようなレースゲームなど、世の中には様々な形の対人ゲームが存在している。

これらの対人ゲームの本質はプレイスキルを競い合うことである。下手な人は負け、うまい人が勝つ。それが基本だ。

そこで、純粋に、そして楽しくプレイスキルを競いあうために、対人ゲームは少なくとも2つの要件を満たしている必要がある。

まず一つ目は、キャラクター間のバランスが取れていること。とびぬけて強いキャラクターが存在してはならない。そういうキャラクターがいると、そのキャラクターしか使われなくなるため、多様性がなくなり、ゲームの楽しさが損なわれる。

そして、二つ目にすべてのキャラクターが使用可能であること。そのゲームをプレイするすべての人が、ゲームに登場するすべてのキャラクターを使えなくてはならない。これによって、万が一、キャラクター間のバランスが取れていなくても、お互いが強いキャラクターを使えるため、最低限楽しむことが出来る。

以上の二つの要素を満たしていることが、対人ゲームには最低限必要不可欠である。世の中で人気のある対人ゲームはだいたい、この二つの要素を満たしている。

ストリートファイター、パワプロ、マリオカートなど、最初に例として挙げたゲームをはじめ、ぷよぷよやボンバーマンなど、ジャンルは異なっていても、これらの要素は共通して持っている。

次にソーシャルゲームの特徴を見ていく。ソーシャルゲームで大切なことは、言わずもがな、課金してもらうことである。課金させる方法として、いくつかの形態があると思うが、主なものは、強キャラをガチャで登場させることである。

強キャラをガチャで登場させるということは、言い換えれば、バランスを崩壊させるようなキャラクターを登場させるということでもある。

それまでに登場したキャラクターより、ちょっとだけ強いぐらいじゃ、あんまり課金はされない。多く、課金させたければ、それまでのキャラクターより大幅に強くなければならない。

その壊れ具合に課金額は比例していく。ソシャゲ企業は大体が強欲であるから、壊れキャラをポンポン出してくる。ただ、あまりにもやりすぎると、ユーザーのお金が尽きたり、出し渋りをされたりするため、自重しながら運営する必要がある。

というわけで、簡単に、対人ゲームとソシャゲの性質について書いた。ここでようやく「はじめに」で書いた矛盾うんぬんについて書いていくわけだけれども、説明下手であるため、上で書いたことから、ここから僕が言いたいことを軽く予測しながら、読んでもらえると、正しく伝わると思う。

対人ゲームは、キャラ間のバランスがとれていること、そしてすべてのキャラが使用可能であることが、最低限必要不可欠な要素と書いた。

一方で、ソシャゲにおいては、課金が重要で、より多く課金させるためには、キャラ間のバランスを崩壊させるキャラクターを出すことが大切だと書いた。

ここで、対人ゲームで重要な「キャラ間のバランスがとれていること」とソシャゲの「課金させるためにキャラ間のバランスを崩壊させるキャラを出す」ということが矛盾する。

そして、ソシャゲにおいてはガチャを回さなければ、使用不可能なキャラが多いため、「すべてのキャラが使用可能」という対人ゲームの必須要件を満たさないことになる。

このように、対人ゲームとソーシャルゲームは基本的には水と油である。白猫テニスはこのような土台の上に築かれたゲームである以上、プレイヤーがイライラしたり、楽しめなかったりするのも無理もない。

ただ、このような矛盾を抱えたゲームでも、楽しく遊んでいるプレイヤーもある程度はいる。そのプレイヤーがなぜ楽しめるかといえば、その矛盾を極力なくしているからだろう。

それは、ある種のあきらめ、あるいはお金と時間をつぎ込むことによって可能になる。

「キャラクター間で差があるのは仕方ない」と割り切って、プレイすればある程度は楽しめる。

また、課金をして、多くのキャラクターを使えるようになれば、上で書いた二つの要素を疑似的に満たせるようになる。

要は、課金するほど、使えるキャラクターが多くなるし、そういったプレイヤー同士で対戦すれば、ある程度はキャラクター間でバランスが取れている状態になる。つまりはディアンヌみたいなバランスブレイカーがいても、両方が持っていれば問題ないということだ。

というように、あきらめの心を持つか、課金をすればこのゲームは楽しめると思う。ただ、そうできるプレイヤーはおそらく少数派だろう。

多くの人は課金なんてしないし、僕のように「運営はキャラ間のバランスをちゃんと調整しろ!」と叩く。常に何かしらの不満を抱えている状態になる。

しかし、その不満がソシャゲと対人ゲームの矛盾に起因する以上、なくなることはない。プレイする限りは常に、その不満が付きまとうことになる。

僕は結局、それが嫌になって白猫テニスを辞めた。2周年イベントでたくさんガチャチケがもらえるだろうけれども、結局はここで書いたようなことを思って、むなしくなったからアンインストールした。

ここまで、散々ネガティブなことを書いたが、白猫テニスというゲームは面白い。イライラするけど面白いという新ジャンルである。

もちろんどんなゲームにおいてもイライラすることはあるが、白猫テニスは別格である。そんな大きなハンデを払っても、面白いということは、それだけゲーム性が素晴らしいということだ。

もし、白猫テニスが、新たな課金ポイントを見つけて、対人ゲームとソシャゲの矛盾がなくなったときにもう一度プレイしたいと思う。

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